不定期更新  今はかなり放置しちゃってます
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
今日はGPzに乗っていた頃の話

ある年の夏、いつものように夏季休暇を利用して道内ツーリングに出かけた。

目的地も決めずに走りだす、網走から北上し紋別を過ぎた辺りで空模様が怪しくなる、このまま行くと雨に当たりそうなので内陸に進路を変える滝上町から浮島トンネルを抜け上川に着く

出発した時間が遅かった為、愛山渓ドライブインに付いた頃はもう日が暮れていた

ドライブインで食事を済ませ外に出ると、雨がぱらついてきた

「まいったな」

と辺りを見渡すと、隣の売店前に大型のテントが張ってある、学校の運動会などで使う大型の屋根だけ生地が張ってあるテントだ
しかもその下には、テーブルとベンチが置いてある

「あそこで合羽着るか」

バイクを移動させ、タンクバックの中から合羽を取り出し、同時に地図を広げ、今夜の宿泊地を探すが目ぼしい場所が見つからない。

タバコを吹かしながら、どうしようか迷っていると、一台のバイクがこちらに向かって来る

「こんばんは」

メットを脱いだライダーが、テーブルを挟んだ向かい側に腰を下ろす

『こんばんは、どっちから来たの』
「富良野からです、いや~振って来ましたね」
『そうだね、どこまで行くの?』
「今日はこのあたりで、泊まろうとしたんですが、、、、」
「良い場所が見つからずこんな時間になってしまいました」

時計をみると、午後7時を回っている
それからしばらくそのライダーを話をしていると、隣にコンビにがある事に気が付く

『あそこで酒買ってさ、今日はここで泊まるかい?』
『良いテントもあるしさ』と、上指差す俺
「そうですね、んじゃそうしますか」

と、話がまとまり二人で隣のコンビにから酒とつまみを買ってきて宴会を始める、雨で沈んでいた気持ちが一気に楽しくなる

大学4年生の埼玉からきた、セロー乗りの彼は就職がやっと決まったので、憧れていた北海道ツーリングに来たのだそうだ

二人で、酒を酌み交わしながら談笑していると、バイクが近づいてくる

『こんな時間に走っているなら地元だな』

と、しゃべっているとウインカーが点いた、国道からドライブインの駐車場に入り、ゆっくりとこちらに向かって来る

【こんばんは】

荷物は少ないがどうやら、道外の方のようだ

『こんばんは』
【良い場所だね、一緒に良いかい?】
『ぜんぜん良いですよ、一緒に呑みましょう』
「どうぞどうぞ、ここ良い場所ですよテントもあるし」

三台目のバイクはGSX-R750、鈴鹿からお姉さんの墓参りに来ているそうだ

三人に増えたテントの中は少し肌寒いが、楽しい宴会場と化していた

数時間前は、ぱらつく雨と日が暮れたせいで落ち込んでいた気分が嘘のようだ

それからしばらくして、国内4メーカーのうち3つ揃っているねと、誰からとも無く話がでる

『もう一台来てそれが、ホンダなら奇跡だね』

などと、話していたら、バイクのヘッドライトが見えた

まさかね~?と三人でそのバイクを見つめると、こちらにウインカーを上げた

お!!!これは!!!!

近づくバイクに三人の目が注ぐ

 
つづく(^^)



aizann.jpg

スポンサーサイト
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。